Majestouch MINILA-R Convertibleの使い心地
今年の3月以降は在宅勤務中心で仕事をしているので、会社用に購入したキーボード(Realforce)は自宅に持ち帰って使っている。ただ、月に数回は会社に行く事も出てきたので、2ヶ月ほど前に会社用にFilco Majestouch MINILA-R Convertibleを購入した。その使い心地を簡単に書いておく。ちなみに購入したのは静音赤軸のコレ。
キータッチは静音赤軸なので、Realforceに近い感じで特に違和感もなく、かなり快適に打てる感じ(多少重い気もするが)。音もRealforceの静音モデルほどではないが、充分に静かだと思う。
キー配列が特殊な点はやはり課題で、ファンクションと同時押しのカーソルキーは何とか慣れて来たが、右下のカーソルキーは場所が結構悪くて使いづらい。また、altキーの位置も微妙でミスタイプが結構発生する。ま〜この辺りは仕方のないところか。
全体的な作りはしっかりしている感じなので、良いキーボードだと思うので、ちょっと変わったキーボードを使ってみたいという人にはおすすめだと思う。
自宅のスマートホーム化の現状
2年ほど前にAmazonのEcho Dotを買ってから、自宅のスマートホーム化をのんびりと進めていたのだが、最近ちょっとアップデートしたので、現状をメモとして纏めておく。
基本的には以下のような構成で、スマートスピーカーのAmazonのEchoで音声の指示を受け取り、スマートリモコンのsRemo-Rで家電を操作するという形(リモコンが無い機器はスマートプラグを利用)。
便利だなと思うユースケースは以下。
- 寝る少し前に、1Fから2Fの寝室の冷暖房を付けておく事が出来る(寝室に行った時には快適な状態になっている)
- 外出から帰宅する際、家に着く少し前にリビングの冷暖房を付けておく事が出来る(部屋に入った時には状態になっている)
- テレビのリモコンが手元に無くても、チャンネルや音量を変更出来る
使っている機器は以下。
【スマートスピーカー 】
- Amazon Echo Dot (第2世代)
- Amazon Echo Flex
【スマートリモコン 】
- sRemo-R
- sRemo-R3
【スマートプラグ】
sRemo-Rの詳細な使い方については、以下のサイトが参考になる。
設定は直感的でなかったり、スマホのUIが少し使いにくかったりするが、かなりカスタマイズ出来るし、一度設定してしまえば、あとは音声操作中心なので、そこまで不満は無い。
お手頃な価格だし、悪い製品では無いと思う。
www.benrilife.com
【備考】
sRemo-R3の初期設定で少し躓いたのは、初期設定時はスマホを2.4GHzのWi-Fiに繋ぐ必要があるということ。
最初にスマホを5GHzに繋いで初期設定したところ、sRemo-R3にスマホから上手く繋げない時があった(詳細は以下記事を参照)。
SSID設定(自宅:5GHz帯・複数親機) | sRemo-Rサポート
家庭内LAN環境のBefore After
在宅勤務の環境改善が主な目的で、家庭内LAN環境の変更を行なって来たのだが、Before Afterを忘備録として残しておく。
主要な変更ポイントは以下。
- 回線速度向上のため、光BBユニットを設置(IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4を有効に)
- 光BBユニットのWi-Fiが弱いので、BUFFALOのWi-Fiルータ(WSR-2533DHPL2)を設置
- 2階のWi-Fiが弱いので、BUFFALOのWi-Fi中継機(WEX-1166DHPS)を設置
- Time Capsuleの挙動が怪しかったので、I-O DATAのNAS(HDL-TA2)を設置(Time CapsuleはバックアップのNASに)
【備考】
メインのNASからバックアップのNASへのファイル同期だが、現状はFreeFileSyncを使って手動で実施する形。
I-O DATAのNASはバックアップ機能があったのだが、他社製NASへのバックアップの場合には、差分バックアップが出来ないので使えなかった。
(Time Machineはメインとバックアップの両方に行う形に設定した)
自宅の無線LAN環境の改善 Step4
前回の記事では、無線LANの速度を改善するため、光BBユニットの変わりにBuffaloの無線LANルータ(WSR-2533DHPL2)を導入した話を書いた。
今回はやっぱり光BBユニットを戻して設置した話を書く。
【無線LAN環境】
- Buffaloの無線LANルータ(WSR-2533DHPL2)を使用
- 2階の無線LAN環境を改善するため、Buffaloの無線LAN中継機(WEX-1166DHPS)を使用
- インターネット回線はソフトバンク光(1Gbps)
【在宅勤務環境】
- SurfacePro (VPNで会社のLANに繋いで仕事をする)
- iPhone 8
【問題点】
Buffaloの無線LANルータでIPv6(IPoE)の通信は出来ているようだった(BBIXのIPv6アドレスがアサインされていたので)。しかし、IPv4 over IPv6が上手く行っていない模様(カプセル化技術が独自で、光BBユニットしか使えないためと思われる)。
【対策】
そこまで速度が遅くなっているわけではないのだが、せっかくなのでIPv4 over IPv6を使いたいという事で、光BBユニットを戻す事に。
具体的にはルータとして光BBユニットを利用して、Buffaloの無線LANルータはルータ機能をオフ(ブリッジモード)にして、無線LANアクセスポイントとした。
【結果】
IPv4 over IPv6が有効になっているかを確認する良い方法はわからなかったのだが、iPhone Xでspeedtest.netとかで午後11:00ぐらいに測定すると150Mbpsぐらいまで落ちていたのが、200Mbps程度を維持出来るようになった。恐らくIPv4 over IPv6が有効になっていると思われる。
Before: ONU <---> 無線LANルータ(WSR-2533DHPL2) <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
After: ONU <---> 光BBユニット <---> 無線LANルータ(WSR-2533DHPL2) <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
iPhone Xでの測定結果(午後10時頃)を纏めると以下のような感じ。
場所 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
1Fリビング(無線LANルータ設置場所) | 約180Mbps | 約400Mbps |
2F寝室(無線中継機経由) | 約100Mbps | 約120Mbps |
これで自宅の無線LAN環境の改善は本当に終わりだと思う。
【備考】
無線LANルータ(WSR-2533DHPL2)のルータ機能をオフにして、アクセスポイントとして活用する場合、その設定画面にアクセスするのに少し工夫がいるようになる。詳しくはこちらの記事に書かれているので、ご参考までに。
また、念のためIPv6アドレスが外からアクセスできないか、こちらのテストサイトで確認してみたが、pingはちゃんとブロックされていた。
自宅の無線LAN環境の改善 Step3
前回の記事では、無線LANの速度を改善するため、光BBユニットを設置した話を書いた。
今回はその光BBユニットを交換した話を書く。
【無線LAN環境】
- 光BBユニット(E-WMTA2.3)を無線LANルータとして使用
- 2階の無線LAN環境を改善するため、Buffaloの無線LAN中継機(WEX-1166DHPS)を使用
- インターネット回線はソフトバンク光(1Gbps)
【在宅勤務環境】
- SurfacePro (VPNで会社のLANに繋いで仕事をする)
- iPhone 8
【問題点】
光BBユニットのWiFiがよろしく無いのか、5GHzで繋いでいると、時々インターネットに繋がらないという状態になる。
ステータスバーとかを見ると、WiFiは接続されているように見えるが、ブラウザでサイトにアクセスすると、読み込まれない状態。
【対策】
光BBユニットのWiFiは非力という情報がネット上に結構あがっているので、無線LANルータを新たに購入する事に。
具体的にはBuffaloの無線LANルータ(WSR-2533DHPL2)を購入。
【結果】
5GHzで繋いでいる時も非常に安定するようになった。また、iPhone Xで300Mbps程度は出るようになり、光BBユニットより100Mbpsほど早くなった。
環境の変更点は以下。
Before: ONU <---> 光BBユニット <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
After: ONU <---> 無線LANルータ(WSR-2533DHPL2) <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
なお、無線LANルータの管理画面で[Internet] -> [IPv6]を開き、[IPv6接続方法]として[NDプロキシを使用する]を選択する事で、市販の無線LANルータでもIPv6接続が出来た。
以上で自宅の無線LAN環境の改善は一旦完了。
【備考】
2.4GHz帯の倍速モードがデフォルトだとオフだったので、オンに変更する事で(倍速モードの帯域を20MHzから40MHzにする)、2.4GHzの親機と中継機間の通信が高速になった。結果として2階でもiPhone Xで100Mbps程度は出るようになり、変更前の倍程度の速さになった。
自宅の無線LAN環境の改善 Step2
前回の記事では、2階の無線LAN環境を改善するため、Buffaloの無線LAN中継機を導入した話を書いた。
今回は無線LANルータを交換した話を書く。
【無線LAN環境】
- Time Capsule(第4世代)を無線LANルータとして使用 (ONUに直繋ぎ)
- 2階の無線LAN環境を改善するため、Buffaloの無線LAN中継機(WEX-1166DHPS)を使用
- インターネット回線はソフトバンク光(1Gbps)
【在宅勤務環境】
- SurfacePro (VPNで会社のLANに繋いで仕事をする)
- iPhone 8
【問題点】
Time Capsuleの第4世代は2011年発売とかなり古いので、最新のIEEE 802.11axだけでなく、802.11acにも対応していない。
という事で、無線LANが結構遅い状態であった(iPhone Xで100Mbpsもいかないぐらい)。
【対策】
光BBユニットの導入。おうち割光セットを適用しているので、光BBユニットはレンタルされていたのだが、Time Capsuleを持ってたので、光BBユニットは押し入れにしまっていた。
ただ、光BBユニットは802.11acにも対応しているし、IPv6高速ハイブリッドも使えるという事で、今回使ってみる事に。
光BBユニットはTime Capsuleの変わりにONUに繋ぐだけでオッケー。SSIDなどは手動でコピー。あと、なぜか無線LAN機能がオフになっていたので、ココを参考に有効にした。
【結果】
iPhone Xで200Mbps程度は出るようになった。ただ、5GHzで繋いでいると、時々インターネットに繋がらなくなるような症状が出るようになってしまった。
環境の変更点は以下。
Before: ONU <---> Time Capsule <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
After: ONU <---> 光BBユニット <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
【備考】
光BBユニットに切り替えたところ、VPN接続(Cisco AnyConnect)が頻繁に切れるという問題が発生するようになった。
原因を調べてみたら、光BBユニットのMTUが1460と大きい事が原因のようで、Surface ProのWindows 10でMTUを1454にすると問題が発生しなくなった。
自宅の無線LAN環境の改善 Step1
フル在宅勤務が4ヶ月を超えたが、当面は在宅勤務が続くと思われるので、自宅の無線LAN環境の改善に取り組んだ。その結果を忘備録として残しておく。
【無線LAN環境】
- Time Capsule(第4世代)を無線LANルータとして使用 (ONUに直繋ぎ)
- インターネット回線はソフトバンク光(1Gbps)
【在宅勤務環境】
- SurfacePro (VPNで会社のLANに繋いで仕事をする)
- iPhone 8
【問題点】
2階建の戸建てに住んでいるのだが、Time Capsuleは1階、デスクは2階のため、Wi-Fiの届きが少し悪く、Skypeを使った電話会議等はiPhoneを使って4G回線にしないとダメな状態だった。
【対策】
無線LAN中継機の導入。具体的にはBuffaloのWEX-1166DHPSを購入(Amazonで¥3,579)。
設定に特に困る事は無かったのだが、デフォルトだと中継機側は2.4GHzと5GHzでSSIDが同一名称になってしまう点だけが気になった。
例えば、親機側がHoge-G(2.4GHz)、Hoge-A(5GHz)というSSIDにしていても、中継機から親機にHoge-AのSSIDで繋ぐと、中継機側は2.4GHzも5GHzも両方Hoge-Aになってしまった。
という事で、中継機の管理画面の[詳細設定] -> [無線設定] -> [5 GHz (11ac/n/a)]で、SSID1(中継機用SSID)を「使用する」にして、その名称にHoge-Bを指定するという形で対応(SSID2はHoge-Aになっているので、使用しないにした)。
【結果】
2階のデスクでもWi-Fiが安定したため、SurfaceProのSkypeで問題なく電話会議が出来るようになった。
環境の変更点は以下。
Before: ONU <---> Time Capsule <---> Surface Pro
After: ONU <---> Time Capsule <---> 中継機(WEX-1166DHPS) <---> Surface Pro
【備考】
中継機の管理画面の[詳細設定] -> [無線設定] で中継機の無線チャンネルや倍速モードの設定が出来るが、親機との接続に使っている周波数帯に関しては、親機の設定を引き継ぐという事で、無線チャンネル等の設定の変更が出来ない模様。