今年の春にアメリカのスタンフォード大学がiPhoneアプリの開発講座をiTunes Uで公開して話題になったが(iPhoneアプリの作り方講座、スタンフォード大学が無償公開 - ITmedia NEWS)、今度はドイツのアーヘン工科大学が同じような試みを開始した模様。
ドイツ西部のケルン近郊のアーヘン市にあるアーヘン工科大学は、設立が1870年と非常に歴史のある大学のようなのだが、この大学のMedia Computing Groupが今秋のセメスターのiPhone Application Programmingという講座をiTunes Uで公開している(iTunes Uへのリンク)。
ドイツの大学の講義という事で、ドイツ語だと聞いても分からないだろうな〜と思ったのだが、試しに講義を見てみると素晴らしい事に英語でやっていたので、これならば何とか理解出来そうな感じである。
講義は10月26日から始まっており、1回2時間で全10回の構成。現在は第2回の授業までiTunes Uにアップロードされていた。講義内容は以下。
- Introduction to iPhone Development
- Interface Builder
- View Controllers
- Storing Data
- Performance tweaking and Debugging
- Touch and other Input
- Drawing
- Audio, Video
- Networking
- iPhone Application Frameworks
ちなみにアーヘン工科大学はiTunes Uにかなり沢山の講義をアップロードしており、Computer Science関連の講義も充実している。例えばIntroduction to Web Engineeringという講義も英語で行われてるようで、こちらもちょっと面白そうである。
アメリカ、ドイツと来たので、そろそろ日本もどこかの大学が同じ試みをやらないかな〜と期待しているのだが。どこかやって下さい!
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