iPhoneアプリをリリースするまでの軌跡

本日申請していたiPhoneアプリが無事リリースされたので、そのリリースまでの道のりを参考までにメモとして残しておく。なお、リリースしたアプリは以下の二つでいずれも無料のアプリです(スタンフォード大学iPhoneアプリ開発講座の最終課題も兼ねて作りました)。

1. MacBookを購入
iPhoneアプリを開発する為と言う訳では無かったのだが、去年(2008年)の年末にMacBookを購入した。ちなみにこれが人生初のMac


2. iPhone SDKのインストール
第2回 iPhone SDKの入手と設定:目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート|gihyo.jp … 技術評論社」を参考に、iPhone SDKMacBookにインストール。
Apple ID登録時に、USのApple Storeで使っている既存のApple IDをそのまま使用したのだが、名前を日本語で登録していたため、iPhone Developer Profileの名前欄が"???"になってしまった。
iPhone Developer Programの登録時の注意点 - 強火で進め」等の情報によると、このままではiPhone Developer Program登録時に問題になりそうという事で、USのAppleのサポートにメールして解決を試みた。対応が非常に遅かったのだが、何度かフォローメールを入れたら無事修正してもらえた(約1ヶ月程度掛かった)。


3.「目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート:連載|gihyo.jp … 技術評論社」でお勉強
この連載を読む事で基本的なiPhoneアプリの開発の流れを学ぶ事が出来たと思う。また、iPhone SDKのインストールのやり方から、最後に完成したアプリをApp Storeに申請する方法まで、とにかくかなりお世話になった。本連載の著者である皮(かわ)さん多謝です!


4. 「http://d.hatena.ne.jp/moto_maka/20081118/1226953067」でお勉強
こちらのブログにも非常にお世話になった。このチュートリアルに書かれたアプリは全部実際に作ってみたのだが、チュートリアルが非常に分かりやすく、また楽しみながら進められるよう工夫されているので飽きずに学ぶ事が出来た(個人的にはNavigation-Basedアプリのチュートリアルが最も参考になった)。ブログの著者のmoto_makaさん多謝です!


5. 「The iPhone Developer's Cookbook」でお勉強
moto_makaさんのブログで勉強するのと平行してThe iPhone Developer's Cookbook(英語版)も購入してお勉強。日本語版が欲しかったのだがアメリカでは入手困難のため英語版で妥協。本書は基本的にInterface Builderを使わずiPhoneアプリを開発する方法が書かれているので、Interface Builderだけに頼っていると分からない部分まで学ぶ事が出来て非常に参考になった。1つだけ残念なのはマルチスレッドに関してほとんど触れられていない所か。この本の著者のEricaさん多謝です!


6. 「スタンフォード大学iPhoneアプリ開発講座」でお勉強
スタンフォード大学のiPhoneアプリ開発講座の感想 - Tomute’s Notes」でも感想を書いているが、とにかく本当に勉強になった。言葉で説明するよりも実際に見てもらった方が良いと思うのであまり多くは書かないが、今回リリースしたアプリの70%ぐらいは本講座で学んだ事である。


まとめ
iPhoneアプリの開発の勉強を初めてから、初のアプリをリリースするまでに大体5ヶ月ぐらい掛かった事になる。
ただ今回のアプリの開発自体は5月に入ってからなので、開発期間は約一ヶ月程度。主に週末に3、4時間程度時間を取ってプログラムを書いたという感じであった。

今後の課題としてはやはりObjective-C自体をもう少ししっかり勉強するという事と、ソースコード管理等を導入するという事か。また今後も色々アプリを開発してみたいと思う。