GoogleCLを試しに使ってみる on Mac

Googleウェブサービスコマンドラインからアクセス出来る、GoogleCLというツールをGoogle社がリリースしたという事で、早速試しに使ってみた。


GoogleCLの環境のインストールは、MacMacPortsをインストールしていると非常に簡単で、ターミナルを起動して以下のコマンドを実行するだけで完了である。

$ sudo port install googlecl


上記のコマンドを実行して、以下のようなエラーが出た場合には、"sudo port selfupdate"を実行して、MacPortsを最新の状態に更新する。そして、もう一度上記のコマンドを実行する。

Error: Port googlecl not found
Before reporting a bug, first run the command again with the -d flag to get complete output.


インストールが完了したら、早速コマンドを実行してみる。
今のところ、Blogger、Calendar、Contacts、Docs、PicasaYoutubeの6つのサービスがGoogleCLに対応しているようなのだが、今回はGoogleカレンダに予定を追加してみる。
Googleのサンプルに従って、以下のようにコマンドを実行してみた(6月21日の午前11:00〜11:30までテストがある)。

$ google calendar add "テスト from 11:00am to 11:30am 6/21"


コマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示される。

(Hint: You can automatically launch your browser by adding "auth_browser = " to your config file under the GENERAL section, or define the BROWSER environment variable.)
Please log in and/or grant access via your browser at https://www.google.com/accounts/OAuthAuthorizeToken?oauth_token=xxxxxxxxxxx then hit enter.


Googleカレンダに予定を追加するためには、OAuth認証が必要ということで、メッセージ中に表示されているURLをブラウザで開く。するとGoogle Accountのページが表示されるので「grant access」ボタンを押す。その後、ターミナルに戻ってEnterキーを押すと、カレンダーに予定が追加されている事が確認出来ると思う。(初回だけこの作業が必要)。


コマンドでGoogleのサービスにアクセス出来るということは、スクリプトを組んでおいて、決まった作業を定期的に自動実行するといった事が出来るので、色々と応用出来そうである。


参考記事