Twitter Turns Three(Twitterが三歳に)

以前に「How Twitter Was Born | 140 Characters」(Twitterはどのようにして生まれたか)という記事を翻訳したのだが(翻訳:「How Twitter Was Born(Twitterはどのようにして生まれたか) - Tomute’s Notes」)、その記事の著者Domさん(Twitterの草創期のエンジニア)が今度は「Twitter Turns Three | 140 Characters」(Twitterが三歳に)という記事を書かれたので、こちらも以下に翻訳してみた。

When Twitter was hatched, it was called “twttr”. Jack Dorsey, coding up the very first working version of the site, sent the first recorded message at 12:50pm PDT:

Twitterが生まれたとき、"twttr"と呼ばれていました。Jack Dorsey(Twitterの創業者)はそのサイトの初期バージョンのコードを書いていたのですが、その彼がPDT(太平洋夏時間)の午後12時50分(お昼の12時50分と思われる)に記録上最初のメッセージを送りました。

  • ちょうど今、twttrのセットアップをしたよ


This message was written by @Jack’s system automatically by all users upon signup, and this practice lasted for a while. His second message was:

このメッセージは@Jackのシステムが自動的に作成したもので、全てのユーザが最初にサインアップした時にも同じように送られました、そしてこの(自動的に初期メッセージを送るという)慣習はしばらくの間続きました。彼の2番目のメッセージは以下でした。

  • 同僚を(Twitterに)誘ってるんだ


This is where Twitter’s story begins. @Jack invited us by pointing to the internal twttr.com server. Productivity around the office dropped precipitously as we each used it and debated its merits. There were doubters. My wife is probably the earliest Twitter-hater. @Blaine wouldn’t even try it for a while.
ここからTwitterの物語が始まります。@Jackはtwttr.comの内部サーバを指差して我々を(Twitterに)誘いました。我々それぞれがTwitterを使い、その長所について議論するにつれて、オフィスの生産性は急激に落ちました。Twitterに対して懐疑的な人々もいました。私の妻は恐らくもっとも最初のTwitter嫌いだと思います。@Blaineにいたってはしばらくの間は試しもしませんでした。


I can safely say that each of us knew deep down that we had something special, though. Love it or hate it, Twitter was alive and we all had to deal with it. We all slowly got used to being in constant contact with each other, and eventually established our own frequencies.
しかし、私たち一人一人が本心では我々が特別な何かを手にしたという事に気づいていた、そういっても差し支えないでしょう。好きか嫌いかは別として、Twitterは生きていて相手をしなければなりませんでした。我々全員が徐々に(Twitterを使って)お互いに連絡を取り合う事に慣れてきました、そして最終的に自分自身のペースをつかみました。


Three years later, the spectrum of voices is ever-widening. We raise our collective glasses to Jack and the rest of the old Odeo crew for creating Twitter and the current team for keeping her afloat.
“So say we all!”
それから3年後、その声(メッセージ?)の届く範囲はかつて無いほど広がっています。我々はTwitterを作り出したJack、旧Odeo社(Twitterの前身となった会社)のメンバー、そして現在のTwitterの運用チームに乾杯します。
「そう、ここに願う!」


If you’re in San Francisco, please join us at the 21st Amendment starting at noon tomorrow, March 21st, 2009 for a few beers and tales of yore.
もしあなたがサンフランシスコにいるのであれば、ビールと昔話を楽しむために、21st Amendment(お店の名前)で明日のお昼(2009年3月21日)に始まるパーティに是非参加して下さい。

この記事の著者のDomさんの奥さんが、恐らく最初のTwitter嫌いだろうというエピソードはちょっと面白い。


【追記】
Westwood One Radioというラジオ局が、上記のパーティーの参加者として来ており、以下の動画リポートを作成した模様。


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