2010年に買わない方が良い10個の商品 in US
「http://finance.yahoo.com/family-home/article/108504/10-things-not-to-buy-in-2010」という記事で、2010年に買わない方が良い商品が10個紹介されていたので、以下に簡単に意訳しておきたいと思う。
DVD
DVDの平均価格は約20ドルであるが、これはオンラインのDVDレンタルショップのネットフリックスやケーブルテレビ会社のオンデマンドサービスに比べて割高である。ネットフリックスなら月8.99ドルで1枚借りることが出来る(その1枚を返せば月内はまた新たに1枚借りられる)。
固定電話
タイム・ワーナーの固定電話サービスは月39.95ドルもするが、VoIPアダプターのマジックジャックを使えば、1年で19.95ドルである(マジックジャックの料金は39.95ドル)。
外付けハードディスク
数年間コンピュータを使い続け、数千もの音楽や動画や写真を保有する人は、より多くのディスクスペースが必要だろう。外付けハードディスクを買うというのはオプションの一つだが、Carbonite.comやMozy.com等のオンラインバックアップサービスを利用するというのも今後は選択肢となるかも知れない。
これらのサービスは現段階では大体70ドルぐらいの一般的な外付けハードディスクを購入するよりも割高である。Carbonite.comは1年間のサービス料が54.95ドルで、Mozy.comの方は54.45ドルである。
負け組に入りそうなスマートフォン
ここ数年でiPhoneやBlackBerryと同じような機能を備えたスマートフォンが色々と販売されたが、それらはiPhoneやBlackBerryほどは流行らなかった。その結果それらの負け組のスマートフォン用のアプリを開発するデベロッパーはどんどん減って来ている。
ComScore社の調査によると今後3ヶ月でスマートフォンを買おうと思っているユーザのうち、51%はBlackBerryを買う予定であり、20%はiPhoneを買い予定とのこと。その一方でT-MobileのMyTouchはわずか5%。Palm PreとPalm Centroは2%と1%である。そして、GoogleのAndroidがこの市場に新たに参戦してくる。
コンパクト・デジカメ
ここ10年、多くの人にとってコンパクト・デジカメは必須のアイテムであった。
しかしここ数年、一眼レフカメラがじわじわと伸びてきている。
一眼レフカメラは割高であり、キャノンのコンパクト・デジカメは110ドルから販売されているが、一眼レフカメラの方は570ドルからとなる。
新聞の購読
その多くが無料であるオンラインメディアの成長によって、朝刊の購読はどんどんと減っている。
また、約250ドルのAmazonのKindleや他のe-bookリーダーが、新聞、雑誌、本などをまとめて読むことが出来るアイテムとしてどんどん成長してくるだろう。
CD
最後にレコード店に行ってCDを買ったのはいつだろう。
過去10年は業界にとって最悪の時期だった。まず最初にNapsterが来て、その次にiTunesが来た。現実を見なさい、もうCDは戻ってこないだろう。
新品の大学の教科書
中古の教科書を買えば70%から90%オフで購入できる。CheapestTextbooks.com、Booksprice.com、Amazon.com等のサイトを使うのも良いし、大学内の本屋さんも中古を売っている。
他のオプションとしてはオンラインでダウンロードするという方法がある。Coursesmart.comは7000以上の教科書のデジタルコピーを販売しているし、TextbookMedia.comだと無料でダウンロードできる。またChegg.comでレンタルするという方法もある。
燃費の悪い車
エネルギー情報局(EIA)は、2010年の原油価格が1バレル81.33ドルと、ここ2年ほどで最も高い水準になると予想している。
エネルギー省によるとホンダ・シビック等の最も燃費が良い部類の車は、市街地走行で1ガロン辺り40マイル。高速だと45マイル走る。またフォルクスワーゲンのジェッタとゴルフ(両車ともディーゼル)は市街地30マイル、高速41マイル。更にプリウスは市街地51マイル、高速48マイルという数値である。
エネルギー効率の悪い家&家電
今メーカーや販売店が押しているのが国際エネルギースタープログラムの基準をクリアし、新しい米国の環境基準に適合した商品である。これらの商品は類似品と比べて価格が高めであるが、光熱費は安くつく。
また政府は熱効率の良い家への改造費用に1500ドルまでの税額控除を行っている(2016年末まで)。