「英語に圧倒的に一人勝ちする7つの言い回し」の検証

http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081111/1226409288」という記事を読んだのだが、なかなか面白かったのでちょっと検証してみた。


その1「probably」
私はこのprobablyを結構使っている気がする。また他にもmost likelyperhapsmaybe、さらにcould bewould beなどあいまいなニュアンスを伝える表現は色々あって便利だと思う。ただ多用して受けが良いとも思わないし、あまり使いすぎない方が良いとも思う(自戒の意味も込めて)。


その2「that's why」
たまに使う気がする。同様な表現でthat's the reason whyなども使うか。
しかし、that's whyはThat's why I like this city.(だからこの町が好きなんです)という感じで使うと思うのだが、この文章だけだと理由を説明している事にならず、この文章より前で理由を説明する必要がある。
そういう意味ではthat's becauseの方が理由を説明する文章としては適当な気がするのだが。でも確かに「外国人が日本人と話してて一番困るのは、「理由を話さない」ところだという。」というのはわかる気がするので、この点は気をつけたいと思う。


その3「yup」
yupとかyaは結構使っている気がする。でもさすがに「no」の時にもyupじゃ不味い気がするが。
他にもsuresure thingなども、「yes」の変わりに使える場合もあるし、「yes」と「no」以外の表現を使うという試みは良いとおもう。


その4「you mean」
「とにかく日本人は理解してないくせになんでも理解した振りをするのだそうである。」というのは耳が痛い言葉。
特に仕事の場では適当に理解していてはまずい状況も多いので、Do you mean ...?と再確認するというのは心がけたいと思う。


その5「said so」
あまり使わない気がする。「My mother said so」を連呼していたらマザコンと勘違いされそうだ。


その6「you know」
あまり使わない気がする。あと「you know」は「マジで?」の意味ではなく、「〜だよね」って感じかと。「マジで?」だとReally?とかだと思う。
連呼しても「立派な大人として、あるいは紳士として遇してもらえるようになるのだそうだ。」という事はないだろう。


その7「holy Kansas!」
有名なスラングだが全くといって使わない。でも「holy Kansas!」というのはちょっと面白かった。


上記の記事の7つの言い回しをマスターするだけでは「英語で圧倒的に1人勝ちする」というのは出来ないと思うが(そもそも「英語に勝つ」というのが良くわからないが)、以下の点は参考になった。

  • 自分がなぜそう思うのか、その理由をしつこいくらいに説明した方が良い
  • 分からないなら分からないとハッキリ言う


でも結局、英語の上達に一番大事なのは「404 Blog Not Found:「頭悪い・退屈な・痛い英語」を直すための唯一のテクニック」に書かれているように、「沢山しゃべって恥をかく」という事に尽きるのだと思う。