tcpmonでSOAPメッセージをモニタする
「wsmonitorでSOAPメッセージをモニタする - Tomute’s Notes」でwsmonitorを使ったSOAPメッセージのモニタ方法について書いたが、オープンソースのTCP通信モニタツールであるtcpmonを利用しても同等の事が可能である。
tcpmonはSOAPメッセージのモニタに特化したツールでは無いが、Java Web Startの形でも提供されているため、ファイルのダウンロード・解凍等の作業が不要で簡単に利用可能である。その具体的な使い方は以下。
- tcpmonのページ上の"Click here to run the latest version of tcpmon directly from Web."と書かれている個所のClick hereを選択する。
- セキュリティの警告画面が表示されるので「実行」ボタンを押す。
- 設定画面が起動されるので、SOAPメッセージの受信ポートを変更したい場合にはLocal Port、転送先のポートを変更したい場合にはServer Portのパラメータをそれぞれ変更する。
- 設定終了後[Add Monitor]ボタンを押すとTCP通信のモニタが開始される。
- モニタ画面で[Stop Monitor]ボタンを押すか、tcpmonのUI自体を閉じるとモニタは終了する。