tcpmonでSOAPメッセージをモニタする

wsmonitorでSOAPメッセージをモニタする - Tomute’s Notes」でwsmonitorを使ったSOAPメッセージのモニタ方法について書いたが、オープンソースTCP通信モニタツールであるtcpmonを利用しても同等の事が可能である。


tcpmonはSOAPメッセージのモニタに特化したツールでは無いが、Java Web Startの形でも提供されているため、ファイルのダウンロード・解凍等の作業が不要で簡単に利用可能である。その具体的な使い方は以下。

  1. tcpmonのページ上の"Click here to run the latest version of tcpmon directly from Web."と書かれている個所のClick hereを選択する。
  2. セキュリティの警告画面が表示されるので「実行」ボタンを押す。
  3. 設定画面が起動されるので、SOAPメッセージの受信ポートを変更したい場合にはLocal Port、転送先のポートを変更したい場合にはServer Portのパラメータをそれぞれ変更する。
  4. 設定終了後[Add Monitor]ボタンを押すとTCP通信のモニタが開始される。
  5. モニタ画面で[Stop Monitor]ボタンを押すか、tcpmonのUI自体を閉じるとモニタは終了する。



図1:設定画面



図2:モニタ画面