自身のFitbit遍歴と簡単な感想
Fitbit Charge 5を購入したのだが、これが我が家で5台目のFitbitのなるので、過去のFitbit遍歴と簡単な感想をメモとして残しておく(その後、6台目のFitbitを購入したので記事を更新)。
・Fitbit Charge HR
2015年10月に購入(2015年4月発売)。初めて買った活動量計。¥19,144円で購入。
既に必要十分な機能が備わっており、とても満足していたのだが、ベルトが切れてしまったので買い換える事に(Charge HRはベルトが交換式では無かった)。
・Fitbit Charge 2
2017年1月に購入(2016年10月発売)。¥18,300で購入。
画面が大きくなった以外はそれほど大きな変化は無かった印象。トラッカーが反応しなくなったので買い替える事に。
・Fitbit Charge 3
2019年8月に購入(2018年8月発売)。¥19,692で購入。
血中酸素濃度とか睡眠の質を測定できるようになった点が良かったが、取り立てて進化した感じは無かった。
デザイン的にトラッカーの角が尖っていて、当たるの痛いのがイマイチだった。
液晶画面に白い縦筋が入って、表示が見にくくなったので買い替える事に。
・Fitbit Charge 5
2021年10月に購入(2021年9月発売)。¥22,718で購入。
Charge 3のトラッカーの角が尖っているという欠点は解消されたのは良い点。
あとは液晶がカラーになったのが目立った変更点。
EDAセンサー、Suicaの機能はほとんど使わず。
ある日突然、画面が真っ黒になって、再起動も出来ない状態になったので買い替える事に。
しかし、今回も2年もたず…
・Fitbit Inspire 3
2023年8月に購入(2022年9月発売)。¥11,478で購入。
Chargeシリーズは高いので、Inspireシリーズに。
Suica機能とかGPS機能とかEDAセンサー機能が不要なので、特に問題はなさそう。
装着した感じは、Fitbit Charge 5と比べて随分と細いという印象。
大体2年ぐらいで壊れてしまうという、ソニータイマーを彷彿とさせる耐久性だし、そこまで目立った進化もしない感じなので、そろそろ次は違う製品を買うかなとも思う。
ちなみに妻用にとFitbit Inspire HRを2020年10月に購入。価格も¥10,908とChargeシリーズに比べるとかなり安く購入出来たし、機能も必要十分という感じで良いと思う。
iPhone XからiPhone 12への移行メモ
iPhone Xのゴーストタッチの問題が酷くなって来たので、しかたなくiPhone 12を購入したので、移行作業で行った事をメモとして残しておく。
購入したのはノーマルのiPhone 12のブルーで、ストレージは256G。ケースは純正のレザーケースを購入。
iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 5、iPhone 6、iPhone Xと来て、このiPhone 12で6台目のiPhoneとなる。
【実施作業(基本)】
クイックスタートでデータ移行を実施。なぜかアプリのロードが終わらない問題が発生したので、一度初期化して再度実施したら、無事に移行は成功。
【実施作業(個別作業)】
クイックスタートでは引き継がれなかったものを個別に移行実施。具体的には以下。
・Apple Payを再設定(三井住友VISAカード等)
・カーナビとBluetoothで再接続
・Lineの移行
・Fitbitの再設定(旧iPhoneでBluetoothをオフにすれば行けた)
・モバイルSuica引き継ぎ
・ワンタイプパスワード系アプリの再設定(基本再設定が必要だった)
Microsoft Authenticator
三井住友銀行アプリ(パスワードカード再設定)
Google Authenticator
三井住友VISAカード(ワンタイムパスワードアプリ再設定)
横浜信用金庫(アプリ入れ直し)
住信ネットバンクアプリ(再登録)
・アプリを起動して再度ログイン
YouTube、Kindle、VPass、Suica、MyToyota、ExApp、SlideShare、GolfDigest等々
【その他】
・メルカリ、PayPayは全く移行作業不要だった
・iPhoneの名称変更実施後、Apple ID側ですぐに名称変更されないが、6時間後ぐらいに反映された
・iPhone XをAppleのアカウント管理でマイデバイスから削除(下取りに出すので)
「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」の読書感想
「エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」を再読したので、その読書メモを書いておく(2021年3冊目)。
本書は、エンジニアリングにおける課題を解決する思考の整理方法やメンタリング手法について書かれた本である。私自身はIT関係の商品・サービス戦略を立てる仕事をしていると同時に、商品・サービスを開発するエンジニアリングチームのマネージメントもしているので、マネージメントの面で参考になる話が満載という感じ(特にChapter 1の「思考のリファクタリング」とChapter 5の「技術組織の力学とアーキテクチャ」の章)。
以下、参考になった点を纏めておく。
・エンジニアリングとは「曖昧さ(不確実性)」を減らし、「具体性・明確さ」を増やす行為である
・不確実性とはわからないことにによって生まれる、そして「分かること(情報)」が増えると不確実性は減る
・不確実性は「方法不確実性」、「目的不確実性」、「通信不確実性」に大別される
・組織とは不確実なものを確実なものに変化させる情報の処理装置である
・「情報の非対称性」が組織の情報処理能力を減少させる
・権限と責任が一致していない状態は組織に悪い結果をもたらす
・不確実性が高い市場においては機能横断型組織が適している
「両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」」の読書感想
Prime Readingの対象本であった「両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」」を読み終わったので、その読書メモを書いておく(2021年2冊目)。
本書は、成熟企業の重要課題である「既存事業」と「新規事業」の両立をどう実現するかについて書かれた本である。経営者向けの内容となっているが、経営者じゃない人にも参考になる書籍である。
また、私自身は経営者では無いが、現在は成熟企業で新規事業の立ち上げに携わっている事もあり、既存事業と新規事業の両立の難しさは肌で感じている。そのため、本書籍に書かれた事を自身の業務でも生かせればと思う。
以下、要点を纏めておく。
・新規事業の創出(攻めの経営)と既存事業の維持(守りの経営)の両利きの経営が必要
・攻めの経営と守りの経営では必要な組織能力が異なる
・新しい事業機会を探索する組織能力、既存事業を深堀りする組織能力、そして相矛盾する二つの能力を併存させる組織能力の三つが必要
・探索事業と既存事業を分離した組織構造が必要、かつその両立に伴う矛盾を引き受けるリーダーシップが必要
・三つの異なる組織能力の獲得には、組織カルチャーのマネジメントが重要
・組織カルチャーは組織風土といった抽象的な概念ではなく、組織特有の仕事のやり方であり、変えられるもの
・組織能力の基本4要素はKSF(組織として何をやらないとダメか)、人材、公式の組織(組織体制、評価制度等)、組織カルチャーで、この4要素がアライメントされている事が重要
・組織と戦略は車の両輪の関係にあり、戦略と組織の連結点はKSF
・既存事業では階層組織によるマネジメント、探索事業ではネットワーク組織のマネジメントを試していく必要がある
・変革はトップダウンとボトムアップがミートするところで起こる
資産運用関連のメモ
「財テク - shunirr」という記事が、資産運用について良く纏まっていたので、この記事を参考に自身の資産運用について纏めておく。
【前提】
電機メーカーで働くサラリーマン。コツコツとだが、20代の時から20年以上投資を続けている。
【基本的な考え方】
投資は余剰資金で。基本的に長期保有。
【投資内容】
・株
好きな会社の株を適当に購入。NISA枠は出来るだけ活用。
・持株会
補助が多少あるので、気休め程度に購入。
・投資信託
積み立てで購入。NISA枠は出来るだけ活用。
・外貨
米ドル中心に長期保持。
・暗号通貨
お楽しみとして購入。
・ロボアド
お楽しみとして購入。
【その他】
・財形貯蓄
預入額に対して5%の補助(上限有)があるので気休め程度に実施。
・住宅ローン控除
活用。
・ふるさと納税
積極的に活用。
積み立てNISAとiDeCoはまだやっていない。
運用成績としては投資信託が一番良い(バブル模様の暗号通貨を除く)。
大きく資産が減ったのはITバブル崩壊、リーマンショック、コロナ禍の3回。いずれも放置していたら回復。
現状の資産比率は以下。当面は現金比率を5割以下に押さえておくつもり。
「外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~」の読書感想
Prime Readingの対象本であった「外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~」を読み終わったので、その読書メモを書いておく(2021年1冊目)。
私自身は、ここ5年ほどIT関係の商品・サービス戦略を立てる仕事をしているのだが、本書はその仕事に参考になる心得が満載であった。特に参考になった心得は以下(本書の「情報という魚に優先順位をつける」という心得に従い、9つをピックアップした)。
・「「顧客の知識との差別化」を意識する」
社内で戦略の提案をする際の事を考えると、確かに提案の受け取り手の知識との差別化が重要になる。
・「強いのは一次情報」
市場調査レポート等だと知識の差別化が出来ない。一次情報は差別化に繋がりやすい。
・「常にポジションを取る」
ポジションを取らないと評論家になってしまう。反証があればそのポジションを捨てる柔軟さが必要。
・「立場と論理をゴッチャにしない」
やりがち。自分の社会的立場を守るために故意に情報や論理をねじ曲げない。
・「視座を上げる」
忘れがち。視野を広げる、視点を変えるは比較的できるが、視座を上げるのは結構難しい。
・「思考停止ワードに注意する」
これもやりがち。戦略とか施策立案の際に無意識にやってしまう。
・「「Less is more=少ないほどいい」と知る」
パワーポイントのスライドを作る時等に意識する。また、この本の感想も少なめにしてみた。
・「抽象行動用語を使わない」
施策立案の際に良く使ってしまう。例えば「売上拡大」ではなく「売上前年比120%」とする。
・「知的ストックを厚くする」
これは本書の5章全体の心得。ここ5年ほど読書量が少なかったので、今年は月2冊を目標とする。
なお、あとがきに筆者のお願いとして「学んだ心得を「よりよい世界の建築」のために使ってほしい」と書かれているのだが、そういう思いが感じられる本であった(単なる技術論ではなく、心得が書かれている点等から)。