エンジニアのためのQ&AサイトStack Overflowを使ってみる


iPhoneアプリの開発関連で技術的な問題をGoogle等で検索していると、結構な確率でStack OverflowというエンジニアのためのQ&Aサイトが引っかかって、その回答にお世話になることが多かった。
ということで、せっかくなので自分も参加してみようとアカウントを作って、ちょっと使ってみたので、以下に使い方や感想などをメモしておく。


1. アカウントを作る
Stack Overflowで質問に回答したり質問を投げたりするには、アカウントを作ってログインしている必要があるので、まずは何はともあれアカウントを作成する。
Stack OverflowはOpenIDに対応しているので、Googleのアカウントなどを利用して簡単にアカウントが作成出来る。なお、アカウント作成画面へはページ上部のloginをクリックすると行けた。


2. 質問に回答する
アカウントを作成してプロフィールの登録が終わったら、早速質問に回答してみる。
Stack Overflowのトップページには既に沢山の質問が表示されているが、画面の右上にあるInteresting Tagsの所に、自分が興味のあるタグを登録しておくと、そのタグが付けられた質問が橙色にハイライトされるので便利である。
また、画面上部のTagsをクリックすると、現在登録されているタグの一覧が表示されるのだが、そこで自分が興味のあるタグを選択すると、そのタグが付けられた質問だけが表示される。
Stack Overflowの一つ面白い点は、回答時にcommunity wikiという所にチェックしておくと、他の人が自分の回答を編集するという事が可能になるようだ(community wikiにチェックを入れると、後で説明する評価ポイントが得られなくなる)。


質問をクリックすると、その質問の詳細画面が表示されるのだが、画面下部に回答入力欄があるのでそこに回答を記入する。記入した回答のプレビューが動的に下に表示される点が嬉しい。回答の記入が終わったらPost Your Answerボタンを押すだけである(回答はポストした後でもすぐに編集出来る)。


3. 評価ポイント
Stack Overflowの面白いのはその評価システムで、各質問が役に立つ質問か役に立たない質問かを投票する事が出来る(投票は質問の左側にあるボタンから行う)。また、各回答も同様に役に立つ回答か役に立たない回答かを投票する事が出来る(投票数が多い回答が上位に表示されるようになっている)。
更に、各ユーザが評価ポイント(reputation)を持っており、良い回答をすればこの評価ポイントが上がるし、悪い回答をすれば下がることもあるという形である(各ユーザの評価ポイントはアイコンの右にある数値)。


このユーザの評価ポイントは非常に重要で、自分の回答が良い回答と1票得ると10評価ポイントをもらえ、質問者がベスト回答と認定したら15評価ポイントもらえる(スタート時は1評価ポイント)。そして、このポイントが高ければ高いほど、Stack Overflowで色々な事が出来るようになるようだ。
例えばこの回答は役に立ったと投票する事は、15評価ポイントないと出来ない。その逆に役に立たないと投票する事は、100評価ポイントないと出来ない(更に1評価ポイント消費する必要有)。
更に2000評価ポイントまで達すると、他の人の質問まで編集出来るようになるようだ。ちなみに私は今のところまだ46評価ポイントしかないので、先は長いと言った感じである。


4.バッジ
Stack Overflowには上記の評価ポイント以外にバッジという物があり、例えば一回でも自分の回答に対して良い回答であるという得票があると、Supporterというバッジがもらえる。
更にバッジにはブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類の色があり(聖闘士星矢っぽい)、その名の通りゴールドバッジはかなり貴重なようで、なかなかゲット出来ない模様。
ちなみにユーザ登録後にプロフィール欄を全て埋めるとAutobiographerというバッジを早速ゲット出来る。


以上のような感じで、英語で質問・回答しなければならないので若干ハードルが高い所もあるが、なかなか面白い仕組みのQ&Aサイトなので、みなさんもアカウントを作って質問・回答してみてはどうでしょうか?


参考記事