Twitterボットを作った際に参考にしたサイト

 つい先日、横浜市環境創造局のホームページで公開されている横浜市放射線量をつぶやくTwitterボット([twitter:@yokohama_ngy])を作ったのだが、このボットを作る際に参考にしたサイトをメモしておく(アイコンは[twitter:@hamushi]氏に作ってもらった)。


1. Python
Pythonに関してほとんど知識が無かったので以下のサイトを参考にした。

2. スクレイピング
以下のサイトを参考にスクレイピングにはBeautifulSoupというライブラリを使用した。

3. Google App Engine
今回のボットはGAEを使用したのだが、基本設定は以下のサイトを参考にした。

4. Twitterへの投稿
TwitterボットなのでTwitterへ投稿する必要があるのだが、以下のサイトを参考にtweepyというライブラリを使用。OAuth認証の所はかなり参考になった。

5. スケジュールタスク
定期的につぶやくためGAEのcronを利用したのだが、これは本家Googleのドキュメントを参考にした。


備考
私が作成したTwitterボットと同じように、各地の放射線量をつぶやくボットには以下のような物があった(Twitterのリストはコチラ)。

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放射能に関する個人的メモ

放射能漏れに対する個人対策」という記事に「居住地近くで100マイクロSv/時に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号」と書かれていたので、横浜市に住んでいる自分のためのメモ。


ナノグレイ (nGy/h) ⇔ マイクロシーベルト (μSv/h) の換算」を使うと100マイクロSv/時125000ナノグレイ/時であった。ということで、「横浜市 環境創造局 放射線モニタリングポスト(環境科学研究所)での測定について」で公開されている放射線量の値が、この125000ナノグレイ/時を超えたら、横浜市を脱出する準備をはじめる。


ちなみにこのブログを書いている時点では69ナノグレイ/時である(直近で最も高い数値を示した3月16日で150ナノグレイ/時)。


【追記】
「(4) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)の場合、居住地近くで30マイクロSv/時(=0.03ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号」という事なので、妊婦の方の場合37500ナノグレイ/時を超えたら脱出の準備を始めた方が良いという事になる。


【備考】
茨城県放射線量が関東では比較的高い値を示していたが(PDFファイル)、最も高い数値は3月16日の15.8マイクロSv/時だったので、妊婦の方でも黄信号の値には到達していなかった事になる。
なお、各地の放射線量をチェックする場合には下記のサイトが参考になる。
【追記】放射線漏れを感知する、東日本のモニタリングポスト一覧 - ITmedia ビジネスオンライン


Vimeoの動画の埋め込みコードがiPad対応に

今日気づいたのだが、動画共有サイトVimeoが、動画をブログに貼り付けるための埋め込みコードをエンハンスし、iPad上でも再生出来るようにしていた(YouTubeの動画はブログに貼りつけても、iPad上で再生出来たのだが、Vimeoの動画は従来再生出来なかった)。


新しい埋め込みコードの取得は簡単で、いままで通りに動画の右端にあるEmbedと書かれたボタンを押すと、下記のような画面が表示され、デフォルトで新しい埋め込みコードが表示されている。
従来の古いバージョンの埋め込みコードを取得したい場合には、下記画面でold embed codeというリンクをクリックすれば良い。


新しい動画埋め込み用のコードは以下のような感じで、通常のPC等から閲覧するとFlashプレーヤーが表示され、iPadSafariから閲覧するとHTML5のプレーヤーが表示されるという仕組みになっているようだ。

<iframe src="http://player.vimeo.com/video/5296619" width="400" height="300" frameborder="0"></iframe>
<p><a href="http://vimeo.com/5296619">MAD 1 + N</a>
from <a href="http://vimeo.com/user864636">Francesco Brunotti</a>
on <a href="http://vimeo.com">Vimeo</a>.</p>


はてなダイアリーにはVimeoの動画を貼り付ける事が出来ないので、livedoor Blogの方に貼りつけてみたのだが、以下のように確かにiPadでも動画を再生する事が出来た(「コロラドの風に吹かれて:Vimeoの動画埋め込みテスト - livedoor Blog(ブログ)」)。
上段が古いVimeoの埋め込みコード、中段が新しいVimeoの埋め込みコード、下段がYouTubeの埋め込みコード、という形でそれぞれ貼り付けた物である。従来のVimeoの埋め込みコードだとiPadでは動画が表示されない。


残念なのは、新しい埋め込みコードを使っても、iPhoneで見ると以下のような表示になり、動画を閲覧する事が出来ないという点。iPhoneでも表示出来るようにするためには、Vimeo Plusという年額59.95ドルの有料サービスに加入しないとダメな模様。


FlipboardをGoogle Readerにする方法

【追記】
Flipboard 1.1からGoogle Readerに対応したので、この記事のような複雑な設定は不要になった。


Google Readerで読んでいるブログ記事を、iPad用のソーシャルマガジンFlipboardでも閲覧できるようにする方法をメモしておく。


Step 1:
Flipboard用にTwitterサブアカウントを一つ用意する。


Step 2:
以下のブログに書かれている方法で、Google Readerで購読しているブログの最新記事を、Step1で用意したTwitterアカウントにポストするようにする。


Step 3:
Flipboardのセクションの追加で、Step1で用意したTwitterアカウントを登録する。
セクションの追加画面の上部にある検索窓で、Twitterアカウントの検索が出来るのだが、なぜか見つからないことがある。
その場合には、メインのTwitterアカウントの方でリストを作成し(公開リストにする必要有)、そのリストにサブアカウントを追加すれば、以下のような形で追加出来るようになる。


以上で設定は終わりである。
追加したセクションをクリックしてみると、以下のようにFlipboardでTwitterを閲覧するのと同じような感じで、Google Readerで読んでいるブログを見る事が出来る。


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日テレの「リアル×ワールド 〜ツイッターで生まれた3つのリアル出会いストーリー〜」で紹介されてたTwitterユーザの方々

本日、日テレで放映されていた「リアル×ワールド 〜ツイッターで生まれた3つのリアル出会いストーリー〜」で紹介されていた、Twitterユーザの方々をメモしておく。

[備考]
日テレのテレビ番組「リアル×ワールド」Twitterアカウントは[twitter:@realworldntv]。ハッシュタグ#rwntv


Flipboardの使い方メモ

iPad用のソーシャルマガジンFlipboardがなかなか楽しいので、最近良く見ているのだが、参考までに簡単な使い方のメモを以下に記載する。


1. 表紙
Flipboardを起動するとまずは下のようが画面が表示される。Flipboardはソーシャルマガジンと銘打っているので、これが雑誌の表紙に相当するのだろう。
 
表示されているのは自分自身のTwitterのフォロワーや、Facebookの友人のメッセージ等で(Flipboardが最初からデフォルトで登録してくれているTwitterアカウントの情報も表示される)、それらが動的にどんどん移り変わって行く形になっている(写真付の物のみをピックアップしている模様)。
画面下部に小さなアイコンが表示されているが、それらはフォロワーや友人のアイコンであり、それを選択すると任意の画像を表示する事が出来る。


 
画面右上にあるボタンを押すと、左上図のようなメニューが表示されるのだが、「Share Cover by Email」を押すと、画像をメールで送信する事が出来る。また「Retweet on Twitter」を押すとTwitterRetweetする事が出来る(公式Retweetのみで、コメント付のRetweetは出来ない)。
「Hide...」ボタンを押すと、右上図のような画面が表示されるのだが、「Shown」ボタンを押して「Hidden」にすると、そのアカウントの情報が表示されないようになる。逆に「Hidden」から「Shown」に戻すこともこの画面で出来る。
なお、Twitter連携機能とFacebook連携機能は現在インビテーション制になっており、インビテーションを申請して、招待メールが届くのを待つ必要がある(私のケースでは3日ぐらいで届いた)。


2. コンテンツページ
表紙ページを右から左にフリックすると、 左下のようなコンテンツページが表示される。FacebookTwitterの所をクリックしてアカウント登録をすると右下のような画面になる。
 


更に画面下部の「Add a Section」をクリックすると、TechCrunchやEngadget等の、Flipboardのオススメのコンテンツを追加する事も出来る。また、自分のTwitterのリストを追加する事等も出来る。
Flipboardオススメのコンテンツには、残念ながらまだ日本語のコンテンツは存在しないのだが、Twitterのリストを追加する事が出来るので、例えば@TechCrunchJAPANだけを含むリスト(公開リストの必要有)をTwitter側で作っておいて、これを追加すれば、以下のような感じで日本語コンテンツの追加が可能となる。
 


画面右上の「Edit」ボタンを押すと、コンテンツの削除や配置の変更が可能である。なお、現時点では最大9つまでしかコンテンツの追加は出来ない。


3. 個別コンテンツページ
コンテンツページで好きなコンテンツを選択すると、個別のページが表示される(左下)。
 

個別ページには例えばEngadgetのつぶやきが、まさに雑誌のように表示されているのだが、つぶやきにURLが含まれている場合には、そのURLのページの内容を一部表示してくれているのが素晴らしい。
つぶやきをクリックすると右上の画面のように、そのつぶやきが拡大されるのだが、画面下部にそのつぶやきに対するRetweetが表示される。また、画面の一番下にテキストボックスがあり、そこからReplyも出来る。画像をクリックすれば画像が拡大される。
拡大画面の右上隅にボタンが2つあるのだが、左側のボタンを押すとTwitterのお気に入りのつぶやきに登録出来る。また右側のボタンは表紙のボタンと同じである。


以上で使い方の説明は終わりである。
Flipboardを使ってみて一つ思うのは、各操作が非常に心地良いという事である。私が使ったことのあるiPadアプリでは一番操作感が良いのではないだろうか(そんなに沢山使ってないのだが)。

では最後にFlipboard社のオフィシャル紹介動画をどうぞ。


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Flipboardの創業者はあのEvan Dollさんだった


iPad専用のソーシャルマガジンとして話題となっているFlipboardであるが、そのFlipboard社のブログに出ている写真を見て、あれどっかで見たことがある顔だな〜と思ったのだが、すぐには思い出せなかった。


で、さっき思い出したのだが、私がiPhoneアプリの開発を始めるきっかけとなった、あのスタンフォード大学iPhoneアプリ開発講座で、講師をされていたEvan Dollさんだった。
どうりで見たことがあると思うわけなのだが、彼のTwitterアカウント([twitter:@edog1203])を見ると、プロフィールにCofounder at Flipboardと書かれているので、なんとFlipboard社の共同創業者になっていたのだ。


以前に以下のようなツイートをしていたので、会社を起こそうとしているんだな〜と思っていたのだが、まさかFlipboard社を創業していたとは。う〜ん凄い。

Actually, going to try building a software startup.
Looking forward to lots of learning and growing.
Will share more when I can...
Evan Doll on Twitter: "Actually, going to try building a software startup. Looking forward to lots of learning and growing. Will share more when I can..."


でも、FlipboardのiPadアプリの完成度が高いのは、iPhoneアプリの開発講座の講師をしていた、元アップルのシニア・ソフトウェア・エンジニアが作ってる事を考えると、納得出来る気がする。
ちなみにそのEvan DollさんのiPhoneアプリ開発講座の講義は以下です。ご参考までに(iTunes Uへのリンク)。


参考記事